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電子書籍リーダーの代表的存在、kindle。
近年、楽天グループが販売しているkoboと人気を二分しています。
kindleと比べて使い勝手が悪い、動作が遅いと言われているkobo。
クチコミは本当なのか?
koboレビューの真相に迫りたいと思います。
管理人はkindle電子書籍リーダー使用歴10年。
kindle、Kindle Paperwhite第7世代、第10世代、Fire HD 10を使ってきました。
最近、楽天市場で電子書籍を購入するのでkobo libra 2を購入。
管理人の読書歴についてはこちら。
この記事は電子書籍リーダー初心者さんに向けて書いています。
この記事の結論
●kobo libra 2は使い勝手の良い端末
●楽天グループをよく使う方向け
●電子書籍リーダー初心者向け
▼目次をクリックすると気になるところにジャンプできます。
楽天市場で買った電子書籍はkindleで読める?
kindle、koboはそれぞれAmazon・楽天ブックスにひもづけされています。
基本的に、Amazonで購入した電子書籍は楽天kobo端末・アプリでは読めません。
逆も同じです。
電子書籍はDRM(デジタル著作権管理)で保護されています。
Amazonか楽天ブックスどちらか一方だけ使っている人には選択の余地がありません。
Amazon利用者 → kindle
楽天ブックス利用者 → 楽天kobo
と、なります。
複数社の電子書籍を読めるEink端末はBOOXシリーズがありますが、多くの人にとってお値段がネックになるのでは?
android搭載なので3万円超えます。(2023年5月調べ)
操作にくせがあり、あまり初心者向けとは言えません。
初めて電子書籍リーダーを購入する人にはハードルが高いですね。
電子書籍初心者さんは、難しい設定なしで使えるkindleかkoboがおすすめです。
kobo libra 2の特徴 Kindle Oasisとの類似点
2021年10月に発売されたkobo libra 2。
7インチディスプレイ、防水機能、ページめくりボタンがついた端末です。
フロントライトには色調自動調整機能がついています。
写真は、就寝前に撮影したもの。
薄暗い部屋ではこんな色になります。
こまめに自動で調整されるので読書中に色が変わることがありますね。
目にやさしいあたたかい色ですね。
AmazonのkindleでいうとKindle Oasisに相当する機種です。
この2つを表で比較してみます。
本当に似たようなスペックですね!
ざっくりいうとKindle Oasisの方がややコンパクトで高価。
ページめくりボタンの戻ると進むがそれぞれ、逆の位置ですが、こちらは設定で変更可能です。
電源ボタンの位置も同じ。
背面についています。
購入前に写真で観たときには背面の凹凸が気になりましたが、実際にさわると問題なかったです。
ちなみに私が購入した端末の重さを量ったところ…
公式発表より3g軽かったです。
これくらいの誤差はあるようですね。
どちらもプールサイド、お風呂で利用できる防水機能あり。
32㎇のメモリー搭載で一般的な小説なら約28000冊、コミックなら約700冊保存できるとされています。
(楽天ブックス公式サイトより)
日常、使うには充分な容量です。
画面の大きさをみるために、Kindle Paperwhiteと並べてみました。
右、kindle paperwhite、左がkobo libra 2。
解像度は同じ300ppi。
同じ解像度でもkoboの方が黒白のコントラストが強いです。
画面が大きいので、kobo libra 2の方がやや読みやすいですね。
kobo libra 2のメリット・デメリット
メリット
高機能の電子書籍リーダーとしては価格が安い
まず、なぜ私がkobo libra 2を購入したかといいますと
Kindle Oasisよりも低価格だからです。
眠る前に楽天ブックスで買った本を読みたい、
画面の大きな電子書籍専用リーダーが欲しい、
どうせならページめくりは物理的なボタンがいい―。
画面をタップするページ送りだと時々、うまく行かないことがあります。
こんな理由で選びました。
kindleを9年間、3台使った実感ですが、
E-ink端末は寿命が短いんですね。
だいたい、2,3年で動きが重くなってエラーが増えます。
それに伴い再起動の頻度が上がります。
Kindle Oasisの4.0980円(32GB 広告付きモデル)は高いな、と思いますね。
(価格は2023年5月1日のもの)
その点、kobo libra 2は良心的な価格。
もともとの価格が安い。
そのうえ楽天市場お買い物マラソンなどセールをねらって買えば、ポイントゲット!
お財布にやさしいです。
USB端子がType-C
Type-C端子、Androidスマホユーザーにはありがたいですよね。
移動・旅行の際にスマホの充電ケーブルが使えます。
現在、管理人ちょろは旅行や長時間の外出にはiphoneのケーブルとkindleのmicro USBケーブルを持って移動しています。
軽いとはいえ、ちょっと面倒ですね。
その点、androidユーザーさんにはkobo libra 2をおすすめです。
Xperia、AQUOSなどもCタイプですもんね。
世界はUSB Type-Cに統一される動きを見せています。
新しいiPhoneが発表されると、USBのタイプがCに対応したか話題になるくらい。
ほかの電化製品と同じ充電ケーブルを使えた方が便利ですよね。
新しくなったkindle、Kindle Paperwhite 第11世代、シグニチャーエディション、キッズモデルの新作はType-C。
ですが、Kindle Oasisはまだmicro USB。
ipadで使っているスタイラスペンもTypeーC。早くすべての家電がCになってほしい!
漫画の見開き表示ができる
これはKindle Oasisでもできます。
が、あちらが画面下のアイコンをタップする手間がかかります
kobo libra 2は
iPadなどのタブレットと同様、横にすると見開き表示。
ただし、1ページのサイズが文庫本より小さくなります。
画面の自動回転もkoboはデフォルト。
Kindle Oasisでは設定がいるようです。
このあたり、kobo libra 2は初心者さんにやさしいですね。
本を読み終わると最初のページに戻る
これはkoboアプリも同様。
kindleはアプリ、専用端末ともに読み終わると中央をタップして「最初のページに移動」を指定しなければなりません。
この動作を忘れるといつまでも最後に読んだページのまま。
しかも、kindleは読了後「本を閉じる前に…」という表示が出ます。
筆者へのフォローとレビューを促すページです。
koboアプリユーザーにkindleを貸すと必ず、
「どうやったら最初のページに行けるの?」と聞かれます。
koboユーザーにkindle端末を貸すと、戻ってきたらどの本も裏表紙のまま…。
もはや「kindleあるある」です。
読み終わったら自動で表紙に戻ってくれる―。
これ、本当に便利です。
色を選べる
ホワイトかブラックか好きな方を選べます。
Kindle Oasisは高級感のある金属素材、色はブラック一色です。
kindleの最高傑作といううたい文句にふさわしいと言えます。
ただ、管理人のように複数の電子書籍リーダーを持っていると黒一色は不便。
Eink端末は見分けがつけにくいんですよね…。
急いでいる時にも簡単に見分けがつくのはやっぱり色。
私はkindleはできるだけブラックと決めているので、koboはホワイト。
見つけやすくていいですよ。
デメリット
スリープモードで直前に読んだ本が表示される
これはびっくりしました。
長いこと、kindle マンガモデルやKindle Paperwhite第10世代のスクリーンセーバーに慣れていたので。
上の写真、②と③の画面のことです。
PCのスクリーンセーバーと同じように、時々模様や絵が変わります。
①はKindle Paperwhite 第4世代 広告付きモデル。
おすすめの本が表示されてこれはこれでうざいです。
上の写真では好みではない本が表示されていたのでホーム画面を映しました。
④がkobo libra 2。
電子書籍のメリットは周囲に読んでいる本が分からないこともあると思うのですが。
設定で変更できるのですが、変えると今度は真っ白という…。
ちょっと味気ないですね。両極端ですね、楽天。
ハイライトや辞書機能の反応が遅い
電子書籍の便利なところ。
分からない熟語、読めない漢字、知らない地名は文字をなぞると辞書が起動。
すぐに解説文を読むことができます。
辞書を引く手間がはぶけて、読書に集中できますよね。
この機能、kindleと比較してkoboは1秒ほど遅いようです。
また、同様に気になる文章に引くハイライトも反応が鈍いです。
kindleは指を置くとすぐにハイライトが反応するのですが、kobo libra 2は遅いですね。
購入した本の反映が遅い
購入した本の反映が遅い。なかなか同期されないんです。
EInk端末は文字入力がしづらいもの。
欲しい本を検索・購入するのはPC,スマホやiPhoneという人が多いと思います。
購入した本は通常、登録した端末にすぐに反映されるものですが…
kobo はこれに少し時間がかかります。
kindleに慣れていると最初は戸惑いますね。
kindleは瞬時に反映されるので、koboが10分間 無反応なときには焦った。
この反応の鈍さ。
まさに口コミ通りだな、と思いました。
複数の端末で、それぞれにコンテンツの管理ができない
iPhoneやスマホを持っているのに電子書籍リーダーを購入する人は、読書にこだわりを持っていると思います。
外出時に読む本と、家でリラックスしている時に読む本を分けたい人などです。
kindleやFire HDを持っているとそれぞれの端末からコンテンツの管理ができます。
簡単にいうとどの端末にどの作品・コミックを入れておくか選べます。
大画面のFire HD 10は漫画、Kindle Paperwhiteは小説など。
koboはこれができません。
同期ON/OFFの二者択一。
つまり、持っているすべての端末にその本を入れるか、入れないかが選べるだけ。
この端末にはこれを入れて…と選べないんですね。
kindleと違って知り合いとの貸し借りが難しいですね。
電子書籍ヘヴィーユーザーにはちょっと不便を感じますね。
楽天koboアプリを入れたiPhone、iPad、kobo専用端末すべてに同じ作品が入っていることに…。
そして、デメリットというほどではないですが、「誤植やエラーの報告」がkoboはできません。
残念ながら、紙の本に比べると電子書籍はまだまだ誤植が多いです。
私は気づくとすぐにカスタマーサービスに連絡することにしています。
ですが、
koboアプリではできるので期待していたのですが、電子書籍リーダーからはできないみたいですね。
kindleは電子書籍リーダーではできて、アプリではできない。逆ですね。
ファイル送信の方法が少ない、遅い
これは一部のユーザーにしか関係ないかもしれませんね。
kindleもkoboも、購入した電子書籍以外のファイルが読み込めます。
仕事で必要な資料、自炊した本をスキャンしてPDFなどのファイルにすると電子書籍リーダーで読めます。
通常、パソコンからケーブルを通してファイルを電子書籍リーダーに転送します。
この、ファイル送信方法はkindleの方が簡単でスピードが速いんです。
kindleには「Send to kindle]なるサービスがあります。
kindle電子書籍リーダーはAmazonアカウントに紐づけされています。
Amazonはそのkindle電子書籍リーダーひとつひとつにEメールアドレスを割り当てているんですね。
(Fire HDタブレット、アプリを入れているものも含みます。)
このアドレスを使ってファイルを送信できるんです。
パソコンにケーブルをつなぐ必要がないのは本当に楽。
楽天のkoboは機種によってファイル送信方法が異なります。
kobo libra 2に関していえばパソコンとケーブルをつないでのファイル送信のみ。
スムーズに行けばいいのですが、パソコンにつないでも電子書籍リーダーが反応してくれない場合は送信できません。
PCにつないでも反応してくれないからカスタマーサービスセンターに問い合わせしました。
【関連記事】
kobo libra 2 パソコンにつないでも認識されない時の対処法
kobo libra 2にできてkindleでできないこと
よく比較され、実際に同様の性能を持つkindleとkobo。
ですが、koboにできてkindleにできないことはあります。
それはPocketを使ってニュース記事を読むこと。
正直なところ、管理人は使わない機能なのでメリットに入れませんでしたが、Pocketを愛用している人には便利な機能だと思います。
また、作品ごとにデータ量が一覧表示されるのもkobo libra 2の利点ですね。
kobo libra 2の同梱品と初期設定
次にkobo libra 2の到着直後と初期設定。
箱を覆っているフィルムを外してふたを開けるとこんな感じ。
中には取扱説明書と充電ケーブルのみが入っています。
この取扱説明書は多様な言語で書かれています。
日本語の該当部分はほんのわずか。
ネットで取り扱い説明を検索・読んだ方がいいですね。
ここでファイルをダウンロードできるよ。
まず、使用する言語を選びます。
次に「楽天koboへようこそ!」と出て、セットアップ方法を選びます。
Wi-Fi か USB接続 どちらか好きな方を選びます。
するとこの画面になります。
ちょっと時間がかかります。
ログイン画面が出てくるので楽天市場に登録している情報を入れましょう。
これで初期設定は完了。
kindleと大差ありませんね。
誰にでも簡単にできますよ。
おまけ kobo libra 2で気に入ったところ
メリットと言うほどではないけれど、気に入ったところがあります。
それは「しおり」機能。
kindleだと、長方形のリボンみたいなしおりなんです。
ページ数が出て便利なんですが、koboはこれ。
まるで紙媒体のページを折ったみたいに見えるんです。
もう一度タップすると元に戻ります。
まさに「電子ペーパー」という言葉がぴったりで気に入っています。
ま と め
では、まとめたいと思います。
まず、楽天グループが販売しているkobo libra 2は価格と機能のバランスがよい端末です。
向いているのはこんな人。
楽天koboに向いている人
●楽天ブックスをよく利用する人
●androidスマホでUSB type-C充電ケーブルを使っている人
●画面が大きく、物理ボタンがある電子書籍リーダーを手軽に入手したい人
●電子書籍はライトユーザー
kobo libra 2のメリットとデメリットは以下の通り
- kobo libra 2のメリット
- ●Kindle Oasisより安い
●USB Type-Cなのでandroidユーザー向き
●コミックはデフォルトで見開き表示される
●読み終わると最初のページに戻ってくれる
●ブラック・ホワイト 好きな色が選べる
- kobo libra 2のデメリット
- ●スリープモード時、直前に読んだ本の表紙が表示される
●ハイライト・辞書機能の反応が遅い
●購入した本の反映が遅い
●複数の端末でコンテンツの管理ができない
●kindleに比べるとPDFなどのファイル送信が面倒
kindleに比べると使い勝手がおとる部分があります。
とはいえ、みんながみんな使う機能ではないですし、
電子書籍リーダー初心者さんにはおすすめの端末です。
そもそも、持っている電子書籍の数が100を超えていなければコンテンツの管理は簡単ですしね。
kindleとkoboの違いは端末のスペックよりも、提供されているサービスの違いが大きいですね。
ここをおさえておくと選びやすいと思います。
kobo | kindle | |
反応速度 | やや遅い | 速い |
表紙に戻る | あり | なし |
本の管理 | できない | できる |
エラー報告 | できない | できる |
ファイルの送信 | USBケーブルのみ | 複数の方法あり |
購入される方は楽天市場 お買い物マラソンを利用するといいですね。
また、楽天カードを持っている方は毎月0と5のつく日はポイント5倍!
この日にポチっと行きましょう。
お買い物マラソンはポイント付与ルールが上限7000pに変わったので注意!
ある調査で、夫婦世帯の書籍代は一ヵ月¥800未満と出ていました。
みなさん、あまり読書にお金をかけていない様子。
これはちょっともったいないこと。
読書は最高の自己投資。
あらゆる蓄財や資産形成の本で勧められている趣味です。
勝間和代、リベ大の両学長、フェルミ研究所etc、有名You Tuberが推奨しています。
また、アメリカの大学で実験したところ読書はストレス軽減効果が非常に高いのだとか。
散歩・運動よりストレスを軽減する効果が高いんだよ。
ストレス社会に生きる現代人、ぜひ読書習慣を取り入れたいところです。
電子書籍リーダーでいつでも快適に読書。
気持ちよく本を楽しんで、ストレスフリーな生活を送ってくださいね。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
少しでも参考にしていただけるとうれしいです。
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