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Amazonが販売する電子書籍リーダーkindle。
機種によっては商品名の部分に、「広告つき」「広告なし」の記載があります。
「広告つき」モデルは「広告なし」に比べると2,000円安いですね。
気になっている人が多いのではないでしょうか?
「広告つき」「広告なし」はどれくらい違うの?
「広告」はどれくらいの頻度で表示されるの?
この記事ではそんな疑問に、kindle使用歴10年の管理人がお答えします。
管理人はKindle Paperwhite「広告つき」「広告なし」どちらのモデルも持っています。
管理人が使ってきたkindleの機種についてはこちらで紹介しています。
この記事を読むとこんなことが分かります。
- kindle電子書籍リーダー「広告つき」「広告なし」の違い
- 広告の変化の頻度
- 「広告つき」モデルの広告は外せない
kindle電子書籍リーダー「広告つき」モデルと「広告なし」モデルの違い
kindleは最上位機種 Kindle Scribe以外は「広告つき」「広告なし」モデルがあります。
写真左が広告なしモデル、右が広告つきモデルです。
どちらもスリープ状態のKindle Paperwhite。
広告なしモデルはスクリーンセーバーで、表示される絵や柄が変化します。
一方、広告ありモデルはおすすめ商品のタイトル、著者名、レビューの星の数、レビュー数が表示れます。
閲覧履歴・購入履歴・Kindle Unlimited読み放題の読書歴からおすすめ商品を絞り込み。
スリープ画面に表示されます。
広告つきモデルはロック解除にひと手間かかる
スクリーンセーバーの代わりにおすすめ商品が表示される―。
これだけなら、そんなに面倒ではないかな?と思いますよね。
「広告なし」モデルはスイッチを入れるとすぐにホーム画面が表示されます。
ですが、「広告あり」は違います。
スイッチを入れると、スリープ画面で表示されていたおすすめ本の表紙とレビュー数、星の数、「詳細はこちら」のボタンが再度表示。
ロック解除するためにはスワイプする必要があります。
実際の画面を見てみましょう。
▼スリープ画面です。
▼スイッチを入れたところ
▼スワイプすると読書中の本が表示されています。
急いでいる時には、ちょっとわずらわしいですね。
広告の変化の頻度
この広告は、スリープ状態であれば変化しません。
スクリーンセーバーとは違い、ほぼ黒い画面に白の文字。
パソコンのスクリーンセーバーのように動くわけでも、頻繁に変化するわけでもありません。
一度スイッチを入れて読書し、スリープ状態に戻ると広告が新しいものに置き換わります。
「広告あり」モデル・「広告なし」モデル どちらがいい?
では、「広告あり」「広告なし」はどちらを選べばいいでしょうか?
管理人は、ご予算が許せば広告なしモデルをおすすめします。
理由は、Amazonのおすすめは精度が高いとはいえ万能ではないこと。
ときどき、首をかしげたくなる商品をすすめられます。
自分の趣味とは違う書籍のタイトルが、持ち物に表示されるのは愉快ではありません。
また、電子書籍が持つメリットのひとつ「他人には何を読んでいるかわからない」を捨てることになります。
紙の本を読んでいると、ときどき周囲から声をかけられて面倒なんですよね。
「それ、おもしろい?」
「〇〇とか読むんだね」
「私も読んだよ」
電子書籍はそれがないのがいいんです。
ですが、広告表示されると直前にどんなものを検索したか丸わかり。
家族がいる人、電子書籍リーダーを持ち歩く人にはやや不便かもしれません。
特にprime readingやKindle Unlimitedを使う人は注意!読書履歴はカスタマイズできません。無料だから…と読んだ本の関連書籍が表示され続けます。
「広告つき」モデルの広告は後から外すことができない
「広告つき」モデルを買ったけれど、思った以上に邪魔。
2,000円払うから解除して欲しい…。
そう思う方が出てきても仕方ありません。
カスタマーサービスセンターにチャットで問い合わせると、選択肢に「Amazonデバイスから広告を削除する」の項目があるんですよね。
期待するじゃないですか。
「広告、削除できるの!?」と。
ですが、結論から言うとできません。
正確に言えば、以前はできたそうですが2023年5月現在はできないそうです。
カスタマーサービスセンターの方に理由をたずねたところ、「トラブルが多くて」とのこと。
技術的にちょっと面倒なんだそうです。
kindleをリセットする記事で紹介したように、kindleの広告は端末ではなくアカウントにひもづけされているもの。
簡単そうで、意外と難しいんですね。
ま と め
kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション、Kindle Oasisには「広告つき」「広告なし」モデルがあります。
「広告つき」はスリープ画面にAmazonからおすすめ商品が表示されるもの。
買い物履歴・検索履歴・prime reading・Kindle Unlimited読み放題の読書歴からおすすめ商品を割り出しているようです。
「広告つき」モデルは「広告なし」に比べて2,000円安いので魅力を感じる人は多いでしょうが、管理人はおすすめしません。
理由は次の3つです。
- ロック解除に余計な手間がかかる
- おすすめ商品のチョイスが微妙な時がある
- 広告はあとから削除できない
kindle電子書籍リーダーは購入すると、何年も使うもの。
じっくり検討して、後悔しない選択をしてくださいね。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
すこしでも参考にしていただけるとうれしいです。
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