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AmazonにはKindle Unlimited 読み放題というサービスがあります。
日本で始まったのは2016年から。
月額980円で200万冊の電子書籍が読み放題になるサービスです。
初回は30日間無料。
対象作品を確認できます
kindle専用デバイスを購入すると3ヶ月無料で利用できたり、対象者限定で2ヶ月・3ヶ月99円で使えたり。
なにかと割引の多い、お得なサービスです。
マルチデバイス対応。
同じアカウントでログインしていれば端末はパソコン、スマホ、タブレットなんでもOK。
同一アカウントで6台までダウンロード可能なのですから豪快です。
サブスクでも利用可能台数が多い方です。
一度に貸し出しできる冊数は20冊!
(以前は10冊。2021年からコミックの続き物などでは20冊借りられることがあります。)
読み終わった本は「返却」すればすぐに新しい本が借りられます。
まさに無制限。
電子書籍の読み放題サービスは多くの企業が行っていますが、対象書籍の数は圧勝。
200万冊は地方の中央図書館レベルの冊数です。
利用者は大満足のはず。
ですが、Amazonユーザーの中には
契約したけれど読みたい本がない。
対象作品を探しにくいよね。
という声があります。
では、Kindle Unlimitedは本当に使えないサービスなのでしょうか?
そんなことはありません。
Kindle Unlimited読み放題には相性があるんです。
Kindle Unlimitedに向いている人
●1ヵ月の読書量は2冊以上
●さまざまなジャンルの本を読むのが好き
●近くに利用できる図書館がない
Kindle Unlimitedに向いていない人
●1ヵ月の読書量は2冊未満
●本は新刊・話題作だけ読みたい
●漫画・ラノベ・雑誌など特定のジャンルだけ読みたい
「2冊」を基準にしているのはKindle Unlimitedの月額980円を考えてのこと。
現在、日本で販売されている一般書籍は2冊買えば千円を超えます。
月に2冊読めれば損することはありません。
逆に、1ヵ月の読書量が2冊未満だと確実に損をしてしまいます。
Kindle Unlimitedに向いていない方は別のサービスをおすすめします。
例を挙げると下記のようになります。
漫画中心 → コミック・シーモア、BOOK☆WALKER
ライトノベル中心 → BOOK☆WALKER
雑誌中心 → 楽天マガジン、dマガジン
ビジネス書中心 → YouTubeを観て単品購入がおすすめ
新刊・話題の漫画や小説だけ読みたい → サブスクではなく単品購入がおすすめ
ビジネス書の要約でflierがありますが、管理人はおすすめしません。
ビジネス書を上手に要約してくれるフェルミ漫画大学やメンタリストDaiGoなど
人気You Tuberの動画を観て気になる本を買うのがもっとも経済的だと思います。
フェルミ漫画大学でも言っていましたが、人によって心に響く箇所が違うので結局は自分で買って読むしかないんですよね。
コミックやライトノベルに強いサービスについてはこちらをどうぞ。
ここで管理人ちょろの自己紹介
Amazon利用歴が25年以上のヘビーユーザー。
Kindle Unlimitedはサービス開始から現在まで、1年に複数回利用しています。
Kindle UnlimitedはAmazon会員なら誰でも契約できるサービス
Kindle Unlimited読み放題は月額980円を払えばAmazonアカウントを持つすべての人が加入できるサービス。
2021年に終了したkindleオーナーライブラリーがプライム会員限定だったので混同される方がいらっしゃるようです。
ですが、プライム会員である必要はありません。
Kindle Unlimitedを他社サービスと比較 特徴は対象書籍数
そもそも、Kindle Unlimitedは他社のサービスと比較してどんな特徴があるのでしょうか?
現在、日本には電子書籍読み放題をうたったサービスが数多くあります。
有名なところは以下の通り。
●シーモア読み放題
●ブック放題
●auブックパス
●BOOK☆WALKER
●U-NEXT
このほか、雑誌に限定するとdマガジン、楽天マガジン、漫画限定のマンガ図書館Zなどがあります。
「読み放題」と言っても扱っている本の種類は限定されるところが多いです。
実用書や絵本、写真集、雑誌など総合的に読めるのはシーモアとAmazonです。
書籍全般の読み放題を行っている会社は意外と少ないのが現状。
では、具体的にシーモア読み放題とKindle Unlimitedを比較してみましょう。
サービス名 | 本の種類 | 冊数 | 料金(円) | 初回無料期間 |
シーモア読み放題フル | 書籍全般 | 8万冊 | 1480 | 7日間 |
シーモア読み放題ライト | 書籍全般 | 3万冊 | 780 | 7日間 |
Kindle Unlimited | 書籍全般 | 200万冊 | 980 | 30日間 |
読み放題対象作品の総数はAmazonが圧倒的に多いですね。
200万冊という数字は読み放題サービスの中でもケタが違います。
これは「洋書」120万冊以上が入った数字ですが、
それを差し引いても80万冊。
利用者にとっては選択肢が多いサービスと言えます。
80万冊は地方の県立図書館レベルです。
Amazonの類似サービスにPrime Readingがあります。
こちらはAmazonのプライム会員向けの読み放題サービス。
対象書籍はKindle Unlimited読み放題対象作品の中から千冊以上の本・マンガ・雑誌となっています。
よりすぐりの良書が入っている印象を受けますが、
千冊だとなかなか読みたい本がないのが現実です。
Kindle Unlimitedの数は圧巻ですね。
Kindle Unlimitedのメリット・デメリット
数字では他社サービスを圧倒するKindle Unlimited読み放題。
内容はどうでしょうか。
長年使った経験から感じたメリットとデメリットをまとめました。
Kindle Unlimited メリット
- 契約・解約が簡単
- 漫画はときどき話題作が読める
- 国内外の近代文学は充実している
- あらゆるジャンルの良書を用意している
- オフライン利用可能で、対応作品は読み上げができる
- ダウンロードの失敗などトラブルが少ない
Kindle Unlimited デメリット
- Kindle Unlimited読み放題対象作品が月によって替わる
- シリーズものは最初から読めないことがある
- 若者向けの漫画・ラノベ・BL・TLは弱い
- 話題の漫画は1巻のみ読み放題
- 旧作漫画でも最終巻だけ有料のことがある
- 読書履歴はカスタマイズできない
Kindle Unlimitedはコミックジャンルは弱いですが、1巻まるごと読めるので良心的です。
「試し読み」を読み放題対象作品にカウントするようなことはしていませんね。
他社サービスでときどきみかけます。
次にメリット・デメリットを具体的にみていきましょう。
Kindle Unlimitedのメリット1 契約・解約はとても簡単
Kindle Unlimitedの申し込みはとても簡単です。
Kindle Unlimited 申し込み方法
PC、スマホ、kindle専用のデバイス、タブレットいずれからでもOK。
では、一番利用者が多いiPhoneから見ていきましょう。
【iPhoneからの申し込み手順】
*Amazonアプリ・kindleアプリからの登録はできません。ご注意ください。
- 検索エンジンを立ち上げAmazonウェブページにアクセスする。
- Amazonアカウントに登録したメールアドレスとパスワードでログイン
- 作品ページの「kindle版」の下に「Kindle Unlimited」「Kindle Unlimited会員は無料」と表記のあるものを探す。
- クリックして作品詳細ページを出すと金額の下に「読み放題」の黄色いボタンが出る。
- ボタンをクリックするとKindle Unlimitedのページに行く。
- 月額プランが表示される。
- 下部にある黄色いボタン「キンドルアンリミテッドに入会する」をクリックすると確定。
これで、Kindle Unlimited読み放題利用開始です。
【PCからの申し込み手順】
- Amazonのサイトにアクセスする。必要であればログイン。
- kindle本で作品名・作者名・ジャンル入れて検索。
- 左側に出てくる絞り込み検索で「Kindle Unlimited」にチェックを入れる。
- 読みたいKindle Unlimited作品をタップ。
- Kindle Unlimitedのページに飛ぶので月額プランの下にある「会員登録を確定する」をクリックする。
【kindle専用端末からの申し込み手順】
*iPhoneなどの汎用端末と違い、Amazonが販売している端末からの登録は簡単です。
- 読みたい作家や作品のタイトルを検索する
- 「Kindle Unlimited」と書いてある作品をタップ
- 「読み放題を利用する」をタップ
- Kindle Unlimited読み放題 登録完了
では、実際の画像を見ていきましょう。
アプリ版kindleと同じく、「Kindle Unlimited」と書いてあるのが対象商品。
これは絞り込み検索をしたところ。
気になる作品をクリックすると上の画面になります。
購入するか、読み放題で読むかが選べます。
「Kindle Unlimited」を使う場合は左をクリック。
「絞り込み」検索の方法は次のようになります。
Kindle Unlimited作品の絞り込み方法
①作者名で検索
②kindleストアでの検索結果をタップ
③画面右上の「絞り込み▼」をタップ
④絞り込み項目が表示される
⑤「Kindle Unlimited」を選択
*検索キーワードは作者名、作品名だけでなくジャンルでもできます。
例えば、「ミステリー」と入力して同じ手順を踏むとKindle Unlimitedで読める推理小説が表示されます。
ちなみにkindleアプリでの絞り込み方法は次の通りです。
kindleアプリでの絞り込み方法
①ホーム画面右下のカタログをタップ
②「Kindle Unlimited」を選択
これで対象作品が表示されます。
Kindle Unlimited 解約方法
Kindle Unlimitedはいつでも解約できます。
解約しても利用期間中は本が読めますから、退会したい人は早めに手続きをするといいですね。
手順は次の通りです。
まず、利用者が多いiPhoneでの操作。
Amazonのアプリからは解約できないのでGoogleでAmazon PCサイトへ行きます。
【iPhoneからの解約方法】
- Amazonホームページから右下三本線の部分をクリック
- アカウントサービスをクリック
- アカウント設定をクリック
- メンバーシップおよび購読を選択
- Kindle Unlimitedを選択
- Kindle Unlimited会員登録をキャンセルを選ぶ
【PCからの解約方法】
- Amazonホームページ右上 アカウント&リストをクリック
- アカウントサービス欄にあるメンバーシップおよび購読をクリック
- Kindle Unlimitedを選択
- Kindle Unlimited会員登録をキャンセルを選択
- 続行してキャンセル
- メンバーシップを終了する
これで手続きは終了です。
Amazonアカウントに登録しているメールアドレスをチェック。
Amazonから「Kindle Unlimited:自動更新のキャンセル」メールが来たら無事、解約できています。
Kindle Unlimitedのメリット2 まるで自宅で利用できる図書館
読み放題の内容を見ていきましょう。
冊数・ジャンルの広さはまるで図書館。
Kindle Unlimitedは映画化・ドラマ化された漫画は無料で公開されることがあります。
記憶に新しいのは『空母いぶき』、『凪のお暇』、『珈琲いかがでしょう』、『3月のライオン』、『Dr.コト―診療所』(全巻)。
古い漫画が多い、パッとしないと評されるKindle Unlimitedの漫画ですが、ときどき拾い物があります。
70〜90年代のコミックで結末だけ読んでいない、知らないものなど探してみると興味深いですよ。
往年の名作は読めますし、趣味が広い人にはよいサービスです。
日本・海外の近代文学は幅広くそろえてあります。
海外ならトルストイ、ドストエフスキー、ヘッセ、スタンダール、バルザック、モーパッサンなど。
日本なら夏目漱石、森鴎外、樋口一葉、谷崎潤一郎、芥川龍之介、志賀直哉、坂口安吾など。
古典的な名作は多くの出版社から出ているもの。
さまざまな出版社の同一タイトル読み比べなど楽しみ方いろいろ。
毎月、作品は変わっても文豪の作品は必ず読めるように工夫されていますね。
実用書はビジネス、経済、英会話、資産形成の本まで幅広く集めてあります。
よく本を出版する高橋洋一、勝間和代、山崎元の本は頻繁に読み放題に入ります。
雑誌、料理の本、健康に関する本は思いついたときにダウンロードしてさっと読めて本当に便利。
【例えば、こんなとき】
●急に家でパンを焼きたくなった
●肩こりがひどいのでストレッチに関する本を読みたい
●医者に高血圧を指摘されたけれど、自分でできる対象法を知りたい
80万冊という対象書籍はこれくらいのニーズに応えられるんですね。
借りに行く手間、返しに行く手間がかからないので時間・交通費の節約にもなって重宝します。
なかなか本を読む時間が取れない方にいい方法があります。
スマホかタブレットのアプリに読みたい本をダウンロード。
読み上げに対応している電子書籍であればiOSやandroidの機能を使って読み上げができます。
家事をしながら、移動時間に、手軽に読書。
スキマ時間を有効活用できます。
ぜひ、試してみてください。
▼こちらの記事でやり方を解説しています。
【簡単・便利】iPhone・iPadの読み上げ機能を活用!電子書籍で「聞く読書」を実現
また、さすが世界のAmazon。
業界最大手。
ダウンロードの失敗などミスがほとんどありません。
安心して利用できますね。
Kindle Unlimitedのデメリット1 対象書籍が月替わり
次にデメリットを具体的に見ていきましょう。
Kindle Unlimitedは月によって対象書籍が変わります。
そのため、
「〇〇が読みたいからKindle Unlimitedに入る」は基本的にNGです。
契約する前に自分が読みたい作品が対象書籍かどうか確認が必要です。
特に、月末に思いついたときには注意が必要。
Kindle Unlimitedのラインナップは毎月1日にがらっと変わるんです。
一部、毎月入っている作家はいますが対象作品は変わります。
ときどき困るのが長期間続いた人気シリーズの途中から途中までが読み放題になること。
50巻まで出ているシリーズ物の小説があるとして、
15巻から30巻までが読み放題対象、などです。
例えば、赤川次郎の「三毛猫ホームズシリーズ」。
2023年2月は17〜32巻が読み放題対象。
2023年3月は25〜41巻が読み放題対象なんです。
1年間通してKindle Unlimitedを使う人にはいいのですが、1ヶ月だけ使う人からすると不親切。
これも月替わりの落とし穴ですね。
ちなみに、Kindle Unlimitedで漫画を読むのは注意が必要。
人気の漫画は1巻だけKindle Unlimitedの対象作品になっていることが多いです。
話題の作品はその傾向が強いです。
マイナー作品、過去の作品は全巻読めることが多いですが、
最終巻だけ有料のケースがあります。
無料分でやめられるか、忍耐力を試される場面です。
Kindle Unlimitedのデメリット2 読書履歴はカスタマイズ不可
通常、Amazonで購入したkindle本は「おすすめ」に表示させるかどうか選ぶことができます。
Amazonホーム画面から
アカウントサービス → パーソナライズされたコンテンツ → おすすめ商品
この画面から特定の商品を選び、「このおすすめ商品を削除」をクリックすればOK。
普段は買わないもの、反映されたくないものをカスタマイズできるんですね。
ですが、Kindle Unlimitedの読書履歴ではそれができません。
無料で読めるからといって普段は読まないジャンルの作品やアダル●コンテンツを閲覧するのは考え物。
半永久的におすすめ表示されることになります。
Kindle Unlimitedのニュースレターにまで反映されるんです。
Kindle Unlimitedは終了間近になったら当たりさわりのないお料理雑誌、ファッション雑誌などをクリックしておくと後悔しないと思いますよ。
好きでもない本が永遠に表示されるのはけっこうな罰ゲーム。
つい、表示されたくない作品を読んでしまった人は、立て続けに当りさわりのない商品をクリックし続けてください。
該当作品がおすすめに出てこなくなります。
それでも、履歴は残るんですけどね…。
ま と め
では、記事の内容をまとめます。
●Kindle Unlimitedは月に2冊以上本を読む人に向いている
●興味の対象が広い人に向いている
●近所に利用できる図書館がない方にはおすすめ
●話題の本・漫画を読みたい人には向いていない
●サービスを申し込む前に読みたい本が対象書籍かどうか調べる必要がある
●日本文学・海外文学・実用書・英語学習の書籍は豊富
●サービス終了間近には当りさわりのない雑誌に目を通すのが〇
AmazonのKindle Unlimitedは使い方次第ではとても便利なもの。
特徴を理解したうえで、
賢く利用していきましょう!
豊かな読書生活が送れること、間違いなしです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
参考にしていただけるとうれしいです。
▼初めての方は30日間無料体験できます。退会は初月からOKです。
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